早朝に起きて、8:30盛岡の姉宅にお迎え。106号のやまびこ館で「牛タンバーガー」と「王子のたらフライバーガー」購入。これで俄然ウォーキングのモチベーションがアップした。
三陸自動車道・宮古JCTを釜石方面に合流・・ここは起伏があって複雑で見通しが悪く、とても危ないJCTだと思う。
東屋で自転車一人旅の若者が休んでいた。
石碑があり、ここ大槌町では3.11に1200人を超える犠牲者が出たという。亡くなった方やご家族は、どんなに怖く辛い思いをしたことかと思う。
11:25発。三鉄下りで山田駅に向かう。
寄り道にはなるけど、ここは「すずめの戸締り」の舞台なので寄ってみた!
駅舎内にはすずめの椅子とダイジンが居た。
駅外の日陰で休み、ハンバーガーを食べたら感動的に美味い!今宮古で有名な「イカ王子」はスゴイかもしれないなぁ。(イカ王子なのにたらフライをプロデュース)
山田の町からは海を見ることができないし、堤防の上は細くて歩けない。堤防上をずーっと歩けるように作ったら、もっと海を楽しめる町になるのになぁ。
ここに、鈴芽と草太が戻ってきた扉が設置してある。ここに来た人たちは、ほぼ全員記念撮影をしていた。
ここきれいだけど、歩道が無くて狭くて怖い。
むちゃくちゃ丁寧に選定された松。
船越では「道の駅やまだ」でトイレ休憩。店内はむちゃ混みなのでパス。ホタテやイカを焼く香りが香ばしい。
並行する山側の道(本来のトレイルルート)は見所なさそうなので、歩道のない45号線の直線をひたすら歩く。体力に自信ないので鯨山(標高609m)もパス。
ツツジが満開だった。
エメラルドグリーンの海が美しい。
ここまでくると波板海岸が間近に見える。
波板海岸は「片寄せ波」といって引き波がないのが特徴なんだという。震災前から砂浜がほとんど消失していたが、こうしてみると白い砂が増えた気がする。砂浜の再生工事がなされたのだそう。
時間に余裕があるので、波板海岸駅を超えて山側の「風の電話」に向かう。
人家の庭に鳥居があって、神様が祭ってある。牡丹が満開。
笹がプラスチックの筒の中を通って上から顔を出していた。すごい生命力。
集落内の少しきつい坂を登り、三陸自動車道を潜(くぐ)る。
手の行き届いた(ほんとに手を掛けているのがわかる)きれいな庭があった。やさしそうな中年女性が一人作業をしていた。「風の電話」の場所を聞くと、庭の奥の方にひっそりとしてあった。
電話ボックスの扉を閉じると外の音が遮断され、いきなり沈黙の世界になった。たくさんの人がここで、失った人と話したのだろう。
波板海岸駅のそばに置いていた車に戻り、「道の駅やまだ」で地元の食材を見て回った。17:00頃本日の宿「うみねこ温泉 湯らっくす」に到着。