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むつ大湊ウォーク2023.10.7~8.

2023.10.7~8.
3連休は1泊2日で下北半島の旅・・。ところが蟹田港に向かう車中、むつ湾フェリーの会社から運航見合わせの電話あり。前日までの荒天の影響で波がまだ高いという。今日は晴れてるけど・・海はそういうこともあるんだなぁと素直に納得。
「まあいいや」と下北半島をのんびり北上。「道の駅よこはま」では中学生が赤い羽根募金をしていた。大人なので募金して、ついでに地元産のポテチ購入。

恐山街道

計画していた福浦のぬいどう食堂には行けない。しかも途中の電光掲示板によると「脇野沢~野平」間の338号線が閉鎖されているらしい・・前日までの荒天の影響だろう。旅の計画は大幅に縮小し、下北駅の駅前食堂で昼ご飯を食べて恐山へ。

恐山

恐山は前回来た時(コロナ禍中)と違って人が多かった。観光客や、自分たちのようにウォーキング&ドライブの人もいるけど、亡くなった子供や家族に会いに来た人たちも多いようだった。白装束を着て歩く人たちもいた。

山道を超えて(もちろん車)薬研に向かう。

薬研温泉 カッパの湯

ここは20年以上前になるけど家族で来て、まだ小さかった娘と入った露天風呂。今はパーゴラが付いてきれいに整備され、男性と女性の入浴時間が決まっている。けど女性にしたら怖くてなかなか入られないよなぁ。

このあと奥薬研温泉「夫婦カッパの湯」で足湯だけ浸かり、少し早いが疲れたので、むつに戻った。

大湊駅
フォルクローロ大湊

鉄道ファンにとってはおそらくあこがれの駅とホテルなんじゃないかと思う。本州最北の終着駅だ(最北端は正しくは下北駅)。
自分にとっても、大湊はほろ苦い思いがある町。その訳はここでは語らないけど・・大湊という町を肌で感じたくなり、夜は居酒屋探訪とした。

跳人

旦那さんと奥さんと娘?と思われる3人で経営している雰囲気。テレビ横のカウンターに座る(2人でテレビを観れるカウンター席って良いんだよな)。
ビールとハイボール、イカバターとホッケ焼き、手作りつくねなど頂いた。おいしかったけど、、隣に座ったおじさんが煙草を吸うので早めに退散。

炭焼 みつ井(翌日の写真)

なんとなく満たされないのでもう一軒寄ってみた。ここでは大間産マグロと焼き鳥を頂いた。お店のレベルとしては、こっちのほうが良かったなー。でも残念ながら、ここでは1杯飲むのがやっと。焼き鳥盛り合わせは残してしまった(ホントに飲めなく、食べれなくなった・・)。

朝の大湊

朝食頂いて、大湊の海沿いを北洋館(水源池公園)まで往復ウォーキング!ちょっと短いけど。

駅前の338号線を左に進むとすぐ、炭焼みつ井の横にある大湊天然水「蕩蕩水」。小松野川(この川沿いが昔の飲み屋街)を渡ってすぐ海側に折れ、あとは適当に堤防に沿って進む。

釜臥山 あちこちで大量の湧水がバシャバシャ出ている
むつ湾内は波穏やか ふとここに住んでみたいナ・・と思った
犬の散歩には最高!と思う海岸の堤防
むつ下北ドーム方面 生活感がにじみ出てる作業小屋(私有地にしていいのでしょうか?)
大湊小学校 子供たちと地元の人たちが清掃活動をしていた
海の上に小屋が建てられている(こんなことして良いんでしょうか?) 東南アジアみたい
海上自衛隊の軍艦が4艘・タグボートなど やたらカッコいい(プラモデルみたい)
北洋館からの眺め・・異国情緒が神戸に似ている ここは旧海軍の一大拠点だった
スパ・ウッド観光ホテル

大湊駅に戻り、川内の温泉に向かう。かけ流しの温泉とサウナ、水風呂の3つをぐるぐる回っていると1時間もあっという間だった。癒されたぁ・・。

この施設の素晴らしいところは(成金趣味なのがちょっとアレなんだけど・・)、併設のレストランが「オモウマイ店」レベルで良かった。タマはラーメン、ワシはとんかつ定食・・肉がぶ厚かった、うまかった、キャベツの千切りの量が半端なかった!

鯛島

脇野沢から15:30発、むつ湾フェリーで蟹田に渡った。予定はだいぶ縮小したけど、その分のんびりした良い旅だった。晴れてひんやりと澄んだ空気、斜めの日差しが風景をカリッと浮き立たせ、色に深みを与え、それらが秋を感じさせてくれた。

フェリーは意外にも混んでいた。コロナ禍が終わり、観光客が増えているんだろう。