2024.9.14
いつものように土曜は早めに出発して・・11:40頃上野に到着。山手線でJR大塚駅に移動し、ホテルに荷物を預ける。フロントの男性はインドっぽい南アジア系の人だった。女性は日本人かなーと思っていたけどちょっと言葉がぎこちないと思っていたら中国系?だったみたい。それにしても東京のホテルとコンビニ店員は、もはやほどんど外国人だな~。その外国人たちが日本人っぽい雰囲気(お辞儀とかやわらかな物腰)を身につけているのに驚く。
山手線で高田馬場→東西線で早稲田駅。14:00~演劇「流れる血、あたたかく」を見るべく、とりあえずSpace早稲田を探す。
早稲田駅からすぐ近くで、時間が余ったので同じ建物にある中華料理店「北京」に入る。単独の男性客が多いけど、地元っぽい老人男性の数人グループも居た。こういう東京の老後もありかな~。
やたらガッツリ系の昼食(タマは野菜炒め定食)になり、結局満足感あり。
ところで演劇は、強い思いを込めて創り込まれた密度の高いものだった。重く深く・・腹にズシリと来た。今でも残っている。
気を取り直して?現実に戻り、ここから巣鴨に向けて歩いていくが、夕方の日差しが厳しい。神田川を北側に越える。
左手に肥後細川庭園、右手は椿山荘ホテルの庭園。肥後細川庭園はちょうど閉園の時間となり、係の女性がスミマセンと申し訳なさそうに門を閉めた。坂を登り切り、国道5号線を越えて行くと左手にお茶の水女子大南門、右手に超進学校の(東大合格率日本一という、悠仁さまも通う)筑波大付属中・高があった。
しかし何やらはしゃぐ子供たち、こうしてみると普通の高校生と変わらんな。
左に回り込んでいくとお茶女大正門がある。ちらっと入りたかったけど、門番が居て無理。ちょうど見学から出てきた女子高生たちが皆、都会的で知的だった。
だけど東大はなぜ自由に入れるんだろ?
妙に不安定な作りの建築物。437号線から適当に左の住宅街に入り、北上して行くと巣鴨の西側に出た。山手線を越え、線路沿い(すがも桜並木通り)を歩くと子供連れの若い人たちが散歩していた。親子たちもインターナショナルだ。
とうとう巣鴨到着。駅構内を通って向こう側に出ると結構な繁華街だった。
派手な?とげぬき地蔵から来ると・・ちょうど夕刻でここだけひっそりとしている。何か特別な力が宿っているように感じられた。
庚申堂から左折して折戸通りを下っていく(この先は大塚駅に繋がる)。
繁盛している八百屋さんがあって、ちらり見るとシャインマスカットがとっても安かった。
地元神社の宵宮祭りをしていた。3日間の間に数か所の神社で、地元の人たちが神輿を担いでいた。東京にはこういう文化が息づいているんだなぁ。
息子の引っ越しの時この居酒屋入ったら安くて美味しかったので、今回も行ってみた。客層は落ち着いていて、地味だけど相変わらず良かった。
ビールと晩御飯を兼ねたつまみで静かに乾杯。
9.15
朝は9時出発で息子の住居探訪。部屋はとてもきれいに整理されていて、素晴らしい状態だった。朝食としてコンビニおにぎりとか食べてしばらくゆっくりしたのち、一緒に今日のウォーキングに出発。
植物園の入口は1か所(南の角)なので、外壁に沿って延々と日陰の側を歩く。
東大理学部の附属植物園。昭和的な雰囲気。係員の感じは良かった。
都心に贅沢な自然が残されていた・・そのギャップがすごい。とても広いので、ハイキングみたいに1日ゆっくり過ごすのもいいだろう。速足で1周しても1時間ほど掛かった。
植物園を出て白山に向かう。途中で白山神社に寄った。ここはアジサイで有名らしい。
お参りを済ませ、いざ中華料理豊〇へ。ここは直前に「孤独のグルメ」に登場したので何かの縁?と13:15~の予約をして楽しみにしていた店だった。
井之頭五郎が食べたのがコレだ。まぁたしかに複雑な変わった味で美味しかった。
しかし・・こちらの店は自分たちにとってやや高級過ぎたのだろう。「アラカルトのお客様は+500円掛かります、飲み物は最低1杯注文してもらいます」と言われて「えっ?」となった。そして(ただの普通の)水を出してくれなかったのが納得できなかった。
気を取り直して、ここから日暮里駅方面に進むと谷中銀座に出た。
谷中銀座は日本的な小物や陶磁器などの土産屋が沢山あって、食べ歩きする外国人も多かった。夕やけだんだんで折り返し、よみせ通りという細い庶民的な道を北に向かう。
自分のスマホのナビでは現在位置がズレまくり、なんだかめんどくさくなって息子に完全に依存した。以前は息子は方向音痴だと思っていたのだけど、いつの間にか自分より正しく道案内してくれるのに驚いた。だいぶ東京に慣れたみたい。
駒込駅を通り旧古川庭園へ。16:30まさに門が締められようとしていた時、とってもやさしい係の女性が「30分で戻ってください」と入れてくれた。しかも、敬老の日の3連休なので60歳以上無料と言われて・・ラッキーだけど、免許証出しながらちょっと複雑な気持ちになった。
洋風庭園と日本庭園があり。それぞれ芝と苔が美しく、良く手入れされ素晴らしい庭園だった。
この歩道橋を超え、しばらく進むと赤羽駅東口到着。駅前には居酒屋が沢山あったが、息子がネットで検索して目の前にある「牡蠣と燻製かつを」にすばやく予約を入れた。カツオの藁焼きを初めて食べたけど、とても美味かった!
2次会でカラオケに行き(何年振り?)、赤羽岩淵から都営南北線で王子→都営荒川線で大塚に戻った。
9.16
朝から小雨が降っていた。テンション上がらないので時間を決めず、適当にゆっくり出発。地元の喫茶店でモーニングでも・・と思ったが適当なところ見つからずドトールに入る。
ところが注文の仕方がまた難しいんだ(まぁ普段からほとんど入ったことがないので)・・セットだとどうとか、飲み物のサイズ別の料金がどうとか、カウンターの前では焦ってしまってもう無理!適当にあてずっぽうに決める(そしたらLカップのコーヒーがホントにデカくて満足した)。
新大塚から東京メトロ丸ノ内線で後楽園へ。
ここから傘をさして「文京ふるさと歴史館」に向かったつもりだが、スマホのナビが悪いのか設定が間違っていたのか(多分後者)、やたら歩いて東大総合研究博物館についてしまった。
でもここ休日は休館なので、やむなく東大の構内を歩いた。
やっぱりお金の掛け方が全然違うなぁ。この敷地面積、重厚な建物群。もし東大に入ったら、ここでずっと過ごしたくなるだろうなと思う。
ここは休日も開館しているので覗いてみた。展示物は極めてシンプルで、それほど見どころは無かったけど雰囲気が良かった。中庭は静かで贅沢な空間だった。
東大構内を出て上野公園に向かう。不忍池を横断して行くと、ベンチに座って池を見ている日本人のおじさんや、外国のカップルたちが沢山居た。
上野駅から大塚に戻ってホテルの荷物を回収。山手線で東京駅、14時台の新幹線で帰った。
1日目は緊張感あり、2日目は息子も加わって新鮮だった、でも3日目は惰性と疲労も加わって最初から行先を間違ってしまった。行き当たりばったりのわりには良かったけど、ちょっと反省。
また次も、気合いれて計画しま~す!以上です。