2023.6.4
「朝7:00にホテル発ね!」と約束していたのだが・・。3人とも早寝早起きで早く目覚めたらしい(年も行ってるしな)。釜石発の電車を1本早めることで合意あり。
6:05にビジネスホテル寿を車で出発(朝は勝手にお帰りくださいと言われていたので、カードキーはカウンターに置く。なんてアバウトな・・)。車は釜石の大町駐車場に入れて歩き、駅に向かう。大通りは大きなホテルが立ちならび都会的だった。
左側にフォルクローロ釜石が併設されている。
三陸鉄道とJR釜石線が乗り入れているので、番線が複数あるのも都会的。北三陸から来たので、とにかくこの辺りはどこもかしこも都会に感じるんだよな。
鵜住居駅出発。北側の線路を超えて復興スタジアムに向かう。
ここは2019年、ラグビーワールドカップの試合会場だった。今もきれいに芝生が手入れされて設備も整備されているけど、作り自体はわりと簡素だった。
堤防上を歩く。山手にはキャンプ場がある。堤防の突き当りが2股になり左に進むとトンネルになる。
トンネルを超えると箱崎漁港。ここに漁師さん用のトイレがあり、使わせてもらい休憩を兼ねる(公園のトイレは閉鎖されてることが多いけど、漁港のトイレは大体使えるんです)。
漁港から堤防を越えて箱崎集落へ。国道を外れた半島の集落で、ウォーキングでもしない限り訪れることない場所だ。本来のトレイルルートは更に半島突端に向けて進むのだが、体力無理なので最初からショートカットの予定としていた。
野原にポツンと石造りの神社があった。もともとお社があって、津波で流されたのかもしれない。間違って左の山側に進んでしまい、少し戻って右側の釜石東部JF裏手の道に進む。
暗く涼しいトンネルを超えると、すぐ左手の斜面に家が一軒あり洗濯物が干してあった。あとはひたすら下るのみ。途中左手には鬱蒼とした森に続く歩道があり、トレイル標識と「熊出没注意」の標識が一緒になっていた・・若干の違和感。ショートカットで良かったです。
ここもメチャ高い堤防があるのだが、内側に数件の建物のみ・・コスパ的に意味あるのかな?真ん中の穴を通って漁港に出て一休み。
海に沿った道は地形が厳しく、登り下りして両石へ。
ここは山が海岸に迫っていて、駅周辺は狭い斜面に家が張り付いている。国道上を歩くしかない。橋を超え、車の整備屋さんがある小さな入り江を大きく回って左の道に入る。
かつては賑わったんだろうな~という感じの整備された砂浜。リゾートホテルが廃屋になっていた。それにしても恋の峠とか愛の浜とか、なんぼロマンチックなとこなんだ?
小雨がパラついてちょっと焦った。海岸沿いにしばらく行くと舗装が終わる。
鏡海岸という所から、高度を下げて内陸にグッと入り込む。左の小さな川を超える手前にトレイルのテープが設置してあった。目の前には作りかけ?のログハウス小屋が放置してある。
ここから意を決して登り始める。荒れたつづら折りがしばらく続くが間もなく尾根に上がり、以後緩やかな登りが続く。
尾根上は意外に快適に進み展望台に出た。釜石の町、左奥には釜石大観音が白く聳えている。
宮古の鍬ケ崎に似た感じ。漁港から沢沿いに、斜面を家が建ち上がっている。
上から来て車道に降りた所。
市の中心部大町駐車場までは30分ほどで到着。着替えて車に乗り込み、予定していた新華園NAKAZUMAに移動。釜石ラーメンの店!やっぱりウォーキングの締めはラーメンである(腹を下す恐れはあるけど止められない)。
・・・旨い!出汁が効いて塩気が強めで、麺は細くてコシがある。もう大満足であった。
帰路は前回同様、父の施設に寄って今回の三陸旅の報告をした。籐の椅子を置いて小さな椅子と交換した。父は喜んでくれ、ちょっと痩せてみえたけど元気そうだった。有難いことです。