世界のこと5⃣2026.1.4
2026.1.4
新年早々、アメリカがベネズエラを空爆した。ト〇ンプ大統領はベネズエラを麻薬テロ国家と呼び、それに関わっているらしいマドウロ大統領を米陸軍特殊部隊デルタフォースが拘束した。
今回の軍事目的は①反米路線でロ〇アに近マドウロ氏の無力化、②麻薬カルテルへの攻撃、③石油へのアクセスということだ。
この中で③・・ベネズエラは石油が世界一の埋蔵量とされていている。前政権は新社会主義を唱え、アメリカ企業の複数の油田開発権益を剥奪し国有化した(その石油の多くが今中国に輸出されている)。今回の軍事行動は石油の権利を取り戻すのがおそらく大きな目的に違いない。
マドウロ政権は「帝国主義の侵略、国連憲章への明らかな違反」として強く非難している。確かにアメリカの一方的な行動はロシアのウクライナ侵略とどう違うんだろうと思う。一方から見た正義は、他方からはただの侵略にしか見えないだろう。
最近になってト〇ンプは「西半球を米勢力圏」と位置づけ、中〇などの影響力を排除しようとしている。北中南米ではアメリカの軍事力が圧倒的だ。弱い国々を、軍事力でコントロールするのはやりやすいことだろう。
ロ〇アや中〇という強い国に真っ向からぶつかることはしない。そうすることで、それぞれの地域で大国が住み分け、好き放題にやる世界になることが懸念される。
今回のアメリカの行動は、ロ〇アのウクライナ侵略を間接的に容認することと同じだ思う。今ゼレンスキー大統領はどんな気持ちでいるのだろう?
