2023.6.25
西海岸ウォーキング・・今回はじめて娘をつき合わせることになった(大人になってから父娘2人旅は初めてだ)。
距離的に楽勝だしほとんど砂浜を歩く難所のないルートっぽいので(グーグルマップ航空写真)、初挑戦にはちょうど良さそうだ。
鯵ヶ沢回りでここまで来るとさすがに遠い・・2時間半かな。この辺の家々は板張り外壁がちょっと特徴的で、異国情緒を感じる。
11:58発 五能線下りに乗る。この駅は1日に上・下それぞれ5本しか停車しない。絶対に遅れられないので緊張した。ホームにカメラをぶら下げた中年男性が居て、岩舘から歩いて来たという。気ままな旅だ。
十二湖駅から101号線をちょっとだけ南進し、すぐ橋の手前を山側に降りる。沢に沿って橋の下をくぐり、その沢を飛び越えると未舗装の車道に出た。ハマナスやヒルガオや黄色い花(不明)が満開で美しい(写真に花が写ってない・・失敗!)。
ちなみにこの辺りでわしがスマホ紛失!数分ほど戻ったら道の上に落ちていた。
松神地区で2本目の川。欄干の崩壊したぼろぼろの橋を渡る。ちょうど電車(白神リゾート)が通り過ぎた。
その後も海沿いの気持ちいい歩道が続く。途中で草に覆われ始めたため砂浜に降りる。
サンダルに履き替えていくつかの川を渡る。娘は「ひーっ、ひーっ」と吠えつつ、でも冷たくて気持ちいいと言っていた。
ちょうど干物になっていてそのまま出汁に使えそうだ(失言・・御免なさい)。
今日の海で出会った唯一の人間、釣り人がひとり居た。
黒崎漁港手前の小屋に、巨大なカラスが2羽。
黒崎漁港(白神岳登山者駐車場)を過ぎる。だいぶ暑くなり、少し休んで再び海沿いの道を行く。
黒崎と大間越の中間地点。左手に岩本鉄工の大きな建物があり、この辺り珍しく大きな岩がゴロゴロしている。今日一番の大きな流れだが、娘は果敢に渡渉した。
大間越駅の数100m手前で堤防を超える。踏み跡を行き線路に出ると「・・ですので・・線路・・は・しないで下さい」というイミフ看板があったので?無視して渡る。そして民家の畑を超えて101号線へ。
後ろ振り返る。今日のウォーキングもこれで終わりかと思うと名残り惜しい。101号線に出て南に進むと右手に駐在所あり。体格のいい警察官の方が出てきて、どこから来ました?と話しかけてきた。(まさか・・さっき線路を違法に横断したことがバレたんじゃないよな?)と緊張。
でも冷静に考えると不審者を疑ったわけではなく、平和なこの地区では珍しい客だっただけ。
到着!お疲れさん!!3時間半の短い旅でした。でも地図を見ながら海に沿って歩けるところを探しながら進むのは、プチ・アドベンチャーみたいでやっぱり楽しい。
娘もその楽しさを感じてくれたら嬉しい。そして機会があれば是非三陸にも連れて行きたい!
帰りはウェスパの物産館コロボックルに寄り、地元産のアオサや「つるつるわかめちゃん」をお土産に買って帰った。